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ギランバレー症候群 その3
ギランバレー症候群 七転び八起き その3

「10年前に突然かかった10万人に1人という難病。その後25パーセントの生き残りとして復活して、水中写真世界大会にも出場出来た経緯を書き残していこうと思います。」

3章 宣告
夫のトムさんが来るのを、私は病院のベッドで待っていた。

声が聞こえたので、起き上がろうとしても、うまく起き上がる事が出来ない。腹筋はあるので、頑張ってみるが、やはり手助けしてもらい、車椅子へと移動させてもらった。

先生は、私たち2人にまっすぐに向かい、

「早い段階で、こちらからもっと大きな病院へ転院してもらう事をオススメします。」

ここでも、総合病院だし、大きな病院かと思うが、もっと大きな病院へ?

「いろいろ検査してみないと、確実なことは分かりません。しかし、所見からは、ギランバレー症候群が考えられます。」

その時の、眼鏡の奥の先生の瞳が、ギラン!っと光った!
今思えば、この黒縁眼鏡をかけた若い先生が命の恩人となった訳だ。

私たちは、初めて聞くその病名に、キョトンとするばかり。そして、続く病気についての説明を聞くうちに、事の重大さが伝わって来た。

まずは、1週間内外に体調崩した事は?の問いに、その7日前にはダイビングの八丈島ツアーがあり、帰って来た日。その最後の日に、私は夜中に吐き下しをした。
胃腸の弱い私は、冷えたのかな?と、最終日の午前は潜るのを見合わせて、昼からは体調が少し良くなったので、ラストダイビングをゲストさんたちと共に潜り、帰りの船に乗り込んだ。

それからは、日常の忙しい毎日を過ごしていた。そして7日目の朝、それが今日だった。

「もう1つの考えられる病気、海の細菌感染も頭に浮かんだけれど、この歩けない状態、そして、四肢共に感覚がなくなっている、それはほぼ、非常に少ない確率ではあるけれど、おそらく、ギランバレー症候群と思われます。」

先生の表情は真剣であり、静かにゆっくりと、私たちに、覚悟を決めて欲しいという視線を送っている。

「免疫異常から来る病気で、通常は風邪や下痢をしたのち、人の免疫が働き、回復へと向かいます。しかし、そのウィルスが、末梢神経と似ていた場合などに、免疫細胞が、末梢神経へ向かって、攻撃を続けてしまう。
「あそこに、またまだ悪いヤツがいる!」っと、間違った攻撃を続けた結果、末梢神経から四肢感覚を失わせて、それが進むと、身体の中心へ向かいます。
最後には、呼吸器の機能を失わせてしまい、朝には亡くなっている、という場合があります。」

え?朝、死んじゃってる?
手足が動かなくなって、そのまま死んじゃうの?

私は、ポカンと口を開けて、その先生の話を聞いていた。私の耳には、となりで聞いていたトムさんの、ゴクリという、生唾を呑み込む音が聞こえた。

4章へ続く

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