2017.01.26 Thursday
ギランバレー症候群 その1
【ギランバレー症候群 七転び八起き その1】
10年前に突然発症した難病。これについて書いていこうとなったきっかけは、フェイスブックに投稿されていた、「白杖は全盲の人だけではない」というものからでした。
リハビリ中に、杖をついていても、なかなか周りには理解してもらえず、辛かった時期を思い出しました。
誰も、病気になりたくてなってないし、突然誰しも、自分がその立場になるかもしれない。今の健康は、当たり前ではない、とても価値のある有難いものなのだから。
こんなものがあるのか、と知っておく事は、読んでもらった人が自分とその身近な人に、少しでも役に立たったら嬉しいので、書いていきます。
1章 発症
目覚めた朝は、言いようのない気持ち悪さでした。だるくて、身体が重い。けれど仕事があるので、何とか起き上がって支度をし始めました。吐き気があるけれど、吐けない。
その時の私は、インテリアコーディネーターとして、戸建てのリフォームをしていました。車に見本帳をたくさん積んで、現場へ向かいます。
リフォーム中のお宅に到着して、気分が悪くても打ち合わせを終了し、帰ろうとしても、見本帳を持てない?
現場の大工さんたちに頼んで車に積んでもらう。
「あれー?なんだ?いつもの力自慢のキョーコちゃんが、どうしたー?」と笑いながら、全て積み込んでくれました。
とにかく横になりたい。
でも、運転して帰らなくちゃ!
川越街道に出て、スピードも上げないといけないのに、手が握れない?ハンドルの感覚がない?アクセルを踏み込めない?
どうなっているの?
とにかく、ゆっくりとしか運転出来ない。周りにクラクションを鳴らされながらも、環七へと曲がる交差点は、恐ろしくて、それでも何とか曲がる。
怖いという感覚が滅多にない自分、幽霊 もUFOも、高いところも早いスピードも何でもござれ!の自分が、怖い!っと思いながら、大きな車をゆっくりと進めて行く。
どうして、こんなに力が入らないの?
午後からは、江古田の写真スタジオでの家族写真の予約が入っていた。直接スタジオへ向かうようになっていたが、とてもやれそうにない。
旦那さんのトムさんへ電話をかけた。
「とても気分が悪くて、今日は無理。トムさん、撮影やって下さい。私は帰って横になりたい」
「撮影はいいけど、帰らないでそのまま病院へ行きなさい。土曜日の昼過ぎたけど、練馬総合病院なら時間外で診てもらえるよ」
「分かった…」
環七から細い道に入ると、自転車や歩行者がいる。そのそばを、恐る恐るゆっくりと通り過ぎる。ぶつけてしまわないか、ハラハラしながらも、あとあの、角を曲がれば、病院だ。
果たして、病院へ辿り着く事が出来るのか?
2章へつづく。
10年前に突然発症した難病。これについて書いていこうとなったきっかけは、フェイスブックに投稿されていた、「白杖は全盲の人だけではない」というものからでした。
リハビリ中に、杖をついていても、なかなか周りには理解してもらえず、辛かった時期を思い出しました。
誰も、病気になりたくてなってないし、突然誰しも、自分がその立場になるかもしれない。今の健康は、当たり前ではない、とても価値のある有難いものなのだから。
こんなものがあるのか、と知っておく事は、読んでもらった人が自分とその身近な人に、少しでも役に立たったら嬉しいので、書いていきます。
1章 発症
目覚めた朝は、言いようのない気持ち悪さでした。だるくて、身体が重い。けれど仕事があるので、何とか起き上がって支度をし始めました。吐き気があるけれど、吐けない。
その時の私は、インテリアコーディネーターとして、戸建てのリフォームをしていました。車に見本帳をたくさん積んで、現場へ向かいます。
リフォーム中のお宅に到着して、気分が悪くても打ち合わせを終了し、帰ろうとしても、見本帳を持てない?
現場の大工さんたちに頼んで車に積んでもらう。
「あれー?なんだ?いつもの力自慢のキョーコちゃんが、どうしたー?」と笑いながら、全て積み込んでくれました。
とにかく横になりたい。
でも、運転して帰らなくちゃ!
川越街道に出て、スピードも上げないといけないのに、手が握れない?ハンドルの感覚がない?アクセルを踏み込めない?
どうなっているの?
とにかく、ゆっくりとしか運転出来ない。周りにクラクションを鳴らされながらも、環七へと曲がる交差点は、恐ろしくて、それでも何とか曲がる。
怖いという感覚が滅多にない自分、幽霊 もUFOも、高いところも早いスピードも何でもござれ!の自分が、怖い!っと思いながら、大きな車をゆっくりと進めて行く。
どうして、こんなに力が入らないの?
午後からは、江古田の写真スタジオでの家族写真の予約が入っていた。直接スタジオへ向かうようになっていたが、とてもやれそうにない。
旦那さんのトムさんへ電話をかけた。
「とても気分が悪くて、今日は無理。トムさん、撮影やって下さい。私は帰って横になりたい」
「撮影はいいけど、帰らないでそのまま病院へ行きなさい。土曜日の昼過ぎたけど、練馬総合病院なら時間外で診てもらえるよ」
「分かった…」
環七から細い道に入ると、自転車や歩行者がいる。そのそばを、恐る恐るゆっくりと通り過ぎる。ぶつけてしまわないか、ハラハラしながらも、あとあの、角を曲がれば、病院だ。
果たして、病院へ辿り着く事が出来るのか?
2章へつづく。
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Beluga.LLC ベルゥーガ合同会社
ISO 24803 認証
代表社員 水野京子
docomo iPhon 090-2203-5244
〒413-0026 熱海市梅花町2-8 ベルゥーガビル
(クラブハウスも同じ住所となります)
TEL 0557‐48‐7751
FAX 0557‐48‐7752
http://beluga-llc.com/
info@beluga-llc.com
dolphinkyoko@gmail.com
フェイスブックアカウント「kyoko.mizuno.75
https://www.facebook.com/kyoko .mizuno.75
お問い合わせ・お申し込みは…
http://ws.formzu.net/fgen/S568 63960/
☆熱海初のタップルーム☆
クラフトビールとロシア料理「café Beluga」
熱海市咲見町9-7 TEL 0557‐48‐7751
熱海駅徒歩6分(大江戸温泉近くセブンの先)
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