2009.07.28 Tuesday
本番!世界選手権大会1日目
水中写真世界選手権大会の本番の朝を迎えた。
目覚めと同時に頭痛と吐き気に襲われた。気圧の変化もあると思う。心理的プレッシャーも合わさり、朝食はあまり食べられずに出発となった。
とりあえず自己暗示・・・
港へ着けば気分は良くなる!船に乗れば楽しくなる!水中に入れば元気になる!(ホントなんで)
バスの中では、ぶつぶつとつぶやき(シロー)・・・まぁ、外国選手にはどうせ聞こえても分からないだろーし。飛び交うフランス語も、なんとなく自分たちだけの会話の世界で、文句いっているようにも聞こえるし。知らぬが仏ということで。
自己暗示はバッチリ効いた!・・・が、天気はがっかりの暗い曇り・・・
水中への光の入り具合でかなり作品のできばえは違ってくる。しかし皆同じ条件下である。
その中で優れた作品とするのこそ、実力が発揮されるのであろう。
まずは器材検査と、データーのチェック
それぞれにごついカメラハウジングを検査官の目前でカメラを取り出し、データーを渡す。
初期化され、手渡されたデーターのみをまた目前でセットし、封印される。
組み立てやセッティングにドライバーや工具を使うチームもあり、皆、一苦労・・・
緊張の時間だ。あわててセッティングして水没でもしたら、まさに水の泡!タイマイ(札束)に羽が生えて飛んでいく〜 ドキドキ
さー!!行くぜい〜 っとばかり気合を入れて(・・・あんまり腹に力が入らない〜)
1本目のポイントに到着した。
またまた、可愛い美紀さんが世話を焼いてくれて、みんなの緊張を解こうとけなげだ〜
あー、イルカパパ(旦那さんをこう呼んでいる、仲良し夫婦うふっ)は幸せもの〜
テストダイビングとルールが変わった点を英語で説明している。美紀さんが韓国スタッフから聞いて私たちに通訳してくれる。ありがたや〜
なるほど〜、やはりな〜 などなど、改善点は常に安全と公正を基本としている。
昨夜の問題のポイント。深いんだぁー、何もないんだー、ワイドやめとこうかなー。
その判断は功を奏して、それ程深くない根の周りでマクロねらいと決め込み、深場へは足を踏み入れないように探し回った。
水中へ取材のカメラも入り、穴の中でウミウシを狙っているへんてこな姿をビデオ撮影されてしまったー!(可愛く撮ってー ってどうせ分からん)
とりあえず水中で案の定 元気になった私は、安全停止でほぼエアーを使い果たし、浮上した。
陸では何やら、異様な空気が流れている?何かあったのか?
そこへ救急車が急行した!
スウェーデンの選手が担ぎ込まれた。
深場につい長く居てしまったのか?一本目からのアクシデントに、役員も蒼白になっている。
やはり、自己管理はおろそかには出来ない。
夢中になっても、命の危険と隣り合わせのスポーツという事を、忘れずに安全に終了しなくてはならない。
天気はますます崩れ始め、波は2mにはなってきた。風が、2本目のポイントへ向かう船の行く手を阻む。
明日が大荒れで、もしも中止になったりしたら、ワイドも押えておかなければならない。
せっかくのD3が登場しないままでは悔やまれてならないだろう。
やはり深いポイントらしいし、透明度もみるからに悪い!
「1チームにつき、カメラは1台のみ持って入れる」という規定の中、(選手会議で大反対意見が飛び交ったが、役員は譲らなかった)まずはワイドで撮影し、一度浮上して、再度カメラをチェンジしたら潜降するという、レジャーダイビングでは、余程でないかぎりはやらない事をやらなくてはならない。
透明度が悪いため、ガイドロープが張られ、ロープ沿いに次々潜降していった。
中層での流れにつかまってしまい、なかなかロープ下へ着かない。
透明度、悪っ
マリンスノーが写りこんで、ワイドは惨たんたるもので、残圧を見ると、あっという間に90!
カメラをチェンジ!!っと浮上して、水面へ顔をを出すと、波が船を隠し、ガイドロープも縄跳びのように波に身を任せている。
もう一度潜降するという残圧では普通ないはずの計器類を横目で見ながらも、とりあえず行こう!!
再び30m近くの水底までダッシュで向かう。
マクロを撮影していたら、トムさんが、残圧ゼロ??
そのジェスチャーは、OWの講習中じゃないんだから、マジ、ゼロ??
かくゆう私も残り少ない!終了
バディーブリージングしながら、節約モードでなんとか浮上・・・・エアー完食
次はウチらが運ばれたら、シャレにならない。本気で分かる気がする。
でもやっぱりダメ!当然ダメ!
港で待つ、吉澤氏に笑顔で迎えられながら
「おかえりなさーい、どうでした?」
「どうもー!・・・バンザーイ 無しよ 」
欽ドン賞じゃないってーの ・・・スイマセン・・・
続きはまた自壊・・・ いや、次回に〜
☆水野京子☆
ちなみに、涼しげな美少年?(褒め過ぎ?)を昨日のブログに追加してます
目覚めと同時に頭痛と吐き気に襲われた。気圧の変化もあると思う。心理的プレッシャーも合わさり、朝食はあまり食べられずに出発となった。
とりあえず自己暗示・・・
港へ着けば気分は良くなる!船に乗れば楽しくなる!水中に入れば元気になる!(ホントなんで)
バスの中では、ぶつぶつとつぶやき(シロー)・・・まぁ、外国選手にはどうせ聞こえても分からないだろーし。飛び交うフランス語も、なんとなく自分たちだけの会話の世界で、文句いっているようにも聞こえるし。知らぬが仏ということで。
自己暗示はバッチリ効いた!・・・が、天気はがっかりの暗い曇り・・・
水中への光の入り具合でかなり作品のできばえは違ってくる。しかし皆同じ条件下である。
その中で優れた作品とするのこそ、実力が発揮されるのであろう。
まずは器材検査と、データーのチェック
それぞれにごついカメラハウジングを検査官の目前でカメラを取り出し、データーを渡す。
初期化され、手渡されたデーターのみをまた目前でセットし、封印される。
組み立てやセッティングにドライバーや工具を使うチームもあり、皆、一苦労・・・
緊張の時間だ。あわててセッティングして水没でもしたら、まさに水の泡!タイマイ(札束)に羽が生えて飛んでいく〜 ドキドキ
さー!!行くぜい〜 っとばかり気合を入れて(・・・あんまり腹に力が入らない〜)
1本目のポイントに到着した。
またまた、可愛い美紀さんが世話を焼いてくれて、みんなの緊張を解こうとけなげだ〜
あー、イルカパパ(旦那さんをこう呼んでいる、仲良し夫婦うふっ)は幸せもの〜
テストダイビングとルールが変わった点を英語で説明している。美紀さんが韓国スタッフから聞いて私たちに通訳してくれる。ありがたや〜
なるほど〜、やはりな〜 などなど、改善点は常に安全と公正を基本としている。
昨夜の問題のポイント。深いんだぁー、何もないんだー、ワイドやめとこうかなー。
その判断は功を奏して、それ程深くない根の周りでマクロねらいと決め込み、深場へは足を踏み入れないように探し回った。
水中へ取材のカメラも入り、穴の中でウミウシを狙っているへんてこな姿をビデオ撮影されてしまったー!(可愛く撮ってー ってどうせ分からん)
とりあえず水中で案の定 元気になった私は、安全停止でほぼエアーを使い果たし、浮上した。
陸では何やら、異様な空気が流れている?何かあったのか?
そこへ救急車が急行した!
スウェーデンの選手が担ぎ込まれた。
深場につい長く居てしまったのか?一本目からのアクシデントに、役員も蒼白になっている。
やはり、自己管理はおろそかには出来ない。
夢中になっても、命の危険と隣り合わせのスポーツという事を、忘れずに安全に終了しなくてはならない。
天気はますます崩れ始め、波は2mにはなってきた。風が、2本目のポイントへ向かう船の行く手を阻む。
明日が大荒れで、もしも中止になったりしたら、ワイドも押えておかなければならない。
せっかくのD3が登場しないままでは悔やまれてならないだろう。
やはり深いポイントらしいし、透明度もみるからに悪い!
「1チームにつき、カメラは1台のみ持って入れる」という規定の中、(選手会議で大反対意見が飛び交ったが、役員は譲らなかった)まずはワイドで撮影し、一度浮上して、再度カメラをチェンジしたら潜降するという、レジャーダイビングでは、余程でないかぎりはやらない事をやらなくてはならない。
透明度が悪いため、ガイドロープが張られ、ロープ沿いに次々潜降していった。
中層での流れにつかまってしまい、なかなかロープ下へ着かない。
透明度、悪っ
マリンスノーが写りこんで、ワイドは惨たんたるもので、残圧を見ると、あっという間に90!
カメラをチェンジ!!っと浮上して、水面へ顔をを出すと、波が船を隠し、ガイドロープも縄跳びのように波に身を任せている。
もう一度潜降するという残圧では普通ないはずの計器類を横目で見ながらも、とりあえず行こう!!
再び30m近くの水底までダッシュで向かう。
マクロを撮影していたら、トムさんが、残圧ゼロ??
そのジェスチャーは、OWの講習中じゃないんだから、マジ、ゼロ??
かくゆう私も残り少ない!終了
バディーブリージングしながら、節約モードでなんとか浮上・・・・エアー完食
次はウチらが運ばれたら、シャレにならない。本気で分かる気がする。
でもやっぱりダメ!当然ダメ!
港で待つ、吉澤氏に笑顔で迎えられながら
「おかえりなさーい、どうでした?」
「どうもー!・・・バンザーイ 無しよ 」
欽ドン賞じゃないってーの ・・・スイマセン・・・
続きはまた自壊・・・ いや、次回に〜
☆水野京子☆
ちなみに、涼しげな美少年?(褒め過ぎ?)を昨日のブログに追加してます